【解説】J-POP批判「音数が多い」!一方でポール・マッカートニー「最近の洋楽は単純すぎる」



ポール・マッカートニーが今のヒット曲を「とても陳腐」と言い、日本ではJ-POPが「音数が多すぎる」と笑われています。音数を「音の重なり・譜割り・曲の展開」の3つに分け、ビルボードHot 100の1万7000曲や日本のポップス2,419曲の研究から、洋楽とJ-POPで何が減って何が増えたのかを話しました。
Mrs. GREEN APPLE「ライラック」、Billie Eilish「bad guy」、100 gecs、Number_i、藤井風も登場します。

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📝 関連note記事
・J-POPは、なぜ洋楽より複雑すぎるのか?(前の回の詳細版)
・J-POPアニメ主題歌2026年問題。ミセス×フリーレン騒動に見る「解釈一致」の呪縛

👉 関連動画
J-POPは洋楽より複雑すぎる!?の回:
Mrs. GREEN APPLE『POPS』の解説:
Mrs. GREEN APPLE「ライラック」の解説:
Number_i「DIGITAL GIRL」の解説:

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このチャンネルの自己紹介動画です。ぜひご覧ください。

00:00:00 ポール・マッカートニーが今のヒット曲を「とても陳腐」と言った
00:01:50 洋楽は単純、J-POPは詰め込みすぎ?|Mrs. GREEN APPLE『POPS』
00:03:15 「ライラック」は展開も転調も多くない|それでも多く聞こえる理由
00:05:40 音数は3つに分けられる|音の重なり・譜割り・曲の展開
00:06:55 3つの組み合わせ|Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
00:08:15 洋楽は何が減った?|ビルボードHot 100の1万7000曲の分析
00:09:05 1991年の大変化|ドミナントセブンスは75%減、マイナーセブンスは倍増
00:11:10 転調も消えた|例外はBTS「Dynamite」など5曲
00:12:55 転調が減った理由|ヒップホップとパソコンの曲作り
00:15:40 洋楽で細かくなったのは譜割り|ラップとボカロ
00:18:00 今の洋楽が全部同じに聞こえる理由
00:18:55 ヒップホップ以降、音そのものが減った|Run-DMC
00:20:25 少ない音は踊れる|ネプチューンズとBillie Eilish「bad guy」
00:22:20 J-POPは逆に派手に|日本のポップス2,419曲の研究
00:23:40 J-POPの譜割りも細かく|桑田佳祐
00:24:20 前の回「J-POPは洋楽より複雑すぎる!?」とのつながり
00:24:55 海外が驚くJ-POP|マーティ・フリードマン、Perfume、ゼイン・ロウ
00:27:45 洋楽のJ-POP化|100 gecsとCharli xcx『BRAT』
00:28:55 マキシマルとミニマル、どっちがすごい?
00:31:00 Number_iと藤井風|シンプルさと複雑さをどこに置くか
00:33:35 エンディング|ボーナストラックは「音数の少ない音楽の良さって何?」

🎵 紹介した作品(Amazon)
Mrs. GREEN APPLE『POPS』
Billie Eilish『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』
Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』
Perfume『ポリリズム』
100 gecs『1000 gecs』
Charli xcx『BRAT』
藤井 風『Prema』
Chris Dalla Riva『Uncharted Territory』

・「てけしゅん音楽情報」とは
数々の音楽メディアで活動している、てけ(照沼健太)としゅん(伏見瞬)がお届けするチャンネルです。てけとしゅんのキャラクターイラスト by タキタサキ

・プロフィール
照沼健太(ポップアーティスト/文筆家/YouTuber)
MTV Japan、Web制作会社を経て独立。2014年より2016年末までユニバーサル ミュージックジャパンのWEBメディア『AMP』の企画・立ち上げ〜編集長を務める。2018年にコンテンツ制作会社『合同会社ホワイトライト』を設立。テレビ東京やNetflixのメディア運営、レディオヘッドら数々のアーティストのCD封入解説文、HIKAKIN、米津玄師、押井守、藤本タツキなどのクリエイターや多くのビジネスパーソンの取材を担当。

伏見瞬(批評家/ライター)
東京生まれ。音楽をはじめ、表現文化全般に関する執筆を行いながら、旅行誌を擬態する批評誌『LOCUST』の編集長を務める。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾」第3期、東浩紀審査員特別賞。『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』 が初の単著。

出典:
ポール・マッカートニーの発言=『Good Hang with Amy Poehler』(2026年10月13日配信)
データ=Mauch ほか(Royal Society Open Science, 2015)、Chris Dalla Riva、Hamilton & Pearce(Scientific Reports, 2024)、Moss & Nakamura(CHR 2024)

※チャート情報はUSビルボードとビルボードJAPANの情報を参考にしています。チャート全編は公式サイトからご覧ください。

#てけしゅん #JPOP #ポールマッカートニー #MrsGREENAPPLE #音数

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23 Comments

  1. 13:30
    MIDIで打ち込むんだったら転調そんなにめんどくさくなくない?
    それよりギターリフとかキー変えてレコーディングし直す方がめんどい

  2. イントロが無かったり短かったりするのは、J-POPもビートルズも同じ傾向。

    また今のJ-POPは、難しいことをやるのが上手いことと勘違いしがち。

  3. ポールが「今の曲はとてもチープ」と発言したと言うソース元を教えて頂けますか?

    1時間以上あるインタビュー動画は全部見ましたが、「こんな感じの曲ももっとやってみたかったね」と言う様な事を言って「シーラブズユーでやってるじゃない」みたいな会話はしていたと思いますが、転載されている動画内では最近の曲は単調だと言うような発言は特にしていなかったように思うのですが。

  4. ポール・ジョンソンのビートルズ批判(1964年2月28日)
    「将来の希望としては、感受性の高い10代の若者の代表が、「真の」偉大な芸術家(例えば、ミルトン、ワーグナー、ドビュッシー、マティス、エル・グレコ、プルースト)達に一生懸命に親しむことであり『聴くに耐えずその必要もない音楽と称する代物』を聴くことでは無い。」
    「リスナーが少しだけ曲を聴きたいと思う時には、繰り返されるコーラスがその当然の候補となるなどとは、特にとんでもない考えである。なぜなら、スラングと非文化的な歌詞が並べられているからである。こんなものは、とても詩とはいえない。」
    「彼らの原始的な音響装置を考慮してみると、それまでのコンサートに打ち勝とうとすれば、音量を上げざるをえないのである。そして、コンサートで最も騒がしい音はファンの叫び声である。慣れていない人の耳が潰れてしまうのは当然なのである。」

    ウィリアム・F・バックリーのビートルズ批判(1964年)
    「ビートルズは、単に酷いというだけではなく、神聖なものを汚してしまっている。彼らは、恐ろしく、そして音楽的センスのかけらもない。彼らは、独りよがりで芸術のもたらす魔法に無関心で、反音楽の頂点に立っている。」

    ノエル・カワードのビートルズ批判
    「もちろん、彼らに才能はない。騒音以外の何物でもない。私の時代は、ああいう若い連中は、見るのは良いとしても聴くものじゃないと教えられたものだし、そういう教えは悪いことではない。」

  5. 音楽は自然の音から生まれるように感じる。雨音、風の音の感性が音楽の元になっているのではないか。都市部にい続けると音楽は劣化していくのではないか

  6. ドパ要素ってリズム感を奇異にしたり、AメロBメロサビで曲調を変えたりして流れるように次へ行かないのが本質だと思う
    Same Blueとか初めて聴いた時まだドパガキって言葉なかったけどまるで複数の曲をリミックスしてるみたいで驚いた

  7. ま、あたしが歳とった、ということなんだろうが、2000年代以降のJ-POPはヒトの持つ自然な波に対して音数が多すぎて、消化不良を起こしているように思うのだが…

  8. ニック・ロウがエルビス・コステロに対して言っていたね。
    「エルビスのプロデュースはもうやりたくない、彼の曲は一曲分に3曲分の転調を詰め込んでいる、忙しなさ過ぎなんだ」
    やて😅。

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